余市町

 余市町は北海道の日本海側に突き出た積丹半島の付け根の北緯43度に位置する漁業と農業(特に果樹農業)が盛んな地です。果樹栽培は明治初期から試みられていた歴史ある産地です。また縄文時代の遺跡が数多くみられ、古くから人が定住していたとされています。
海に面しているため北海道の中では比較的温暖な気候で、栽培期間中の昼夜の寒暖差が大きく、降雨量の比較的少ない場所で、夏期にお天道様に温められた海水のおかげで早霜のリスクも少なく、また日本海側に位置している為、冬の積雪量が安定して多く、葡萄の樹は雪の布団をかぶり北海道の厳寒を越すことができる世界のワイン産地の中でも稀な恵まれた気象条件を持つエリアです。
有効積算温度は1,227℃(1997年~2006年 10年間の平均値)で、ブルゴーニュ地方やアルザス地方、ラインガウ地方と同等の積算温度です。

登町

登町は余市の中でも果樹(特にワイ ン用葡萄)の栽培が盛んな地区です。登町にはドメーヌタカヒコ、 中井観光農園、木村農園、 ヒ ロツヴィンヤード、 安芸農園、藤澤農園、 ドメーヌアツシス ズキ、 キャ メ ルファーム、 三氣の辺、 登醸造、 のぼりんファーム、リタファーム&ワイナリ ーなど全国的に有名な農園が軒を連ねています。

20 15 年からは海の日の前日 (2015 年は8月19日、 20 16 年は8月17日) にLa Fete des Vignerons a Yoichiという普段は一般開放しないワイン葡萄栽培農家さんが農園を開放し、 その畑でとれた葡萄で醸造したワインをその畑で振舞うというお祭りイベントを開催している地区でもあります。